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現物出資とキャッシュフロー

既に個人で事業を始めている方からの会社の設立に際して、「現物出資をしたいのですが」という相談を受けることがあります。

それは、「在庫商品などの処分をどうするか?」という問題につながります。

その場合には、

  1. 現物出資として出資する
  2. 設立後の会社に買い取ってもらう

の2つの方法がありますが、個人としてのキャッシュフロー等に違いがでるので注意が必要です。

課税項目の違い

1.事業用の商品を売却又は現物出資した場合:事業所得
2.事業用の備品、不動産を売却又は現物出資した場合:譲渡所得

キャッシュフロー(手取り)の違い

1.個人が法人に500万円分の商品を500万円で売却した場合
<損益>
売上500
利益500
所得税等250
<キャッシュフロー>
売上収入500
所得税等250
手取り250

※税率を50%と仮定

→個人として手元に250万円のキャシュが残る。
※消費税の納税義務者であれば、消費税もかかってきます。

2.個人が法人に500万円分の商品を500万円で現物出資した場合
<損益>
売上500
利益500
所得税250
<キャッシュフロー>
売上収入0
所得税等250
手取り-250

※税率を50%と仮定

→個人として手元にキャシュが残らない。
※消費税の納税義務者であれば、消費税もかかってきます。

詳細は事例毎に税理士さんに確認してもらう必要がありますが、個人のキャッシュフローの観点からは、現物出資をせずに、設立後の会社に買い取ってもらう方が好ましい場合があるということです。

「資本金の額」を大きくすることも大切ですが、このような観点からも現物出資を検討頂ければと思います。

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